地盤 盛土や埋め戻しは安全なの?

 盛土や埋め戻しは安全なの?



昨年、盛土が土砂崩れとなり大きな被害が出ました。
この盛土や埋め戻し、住宅の分譲地では良く行う施工なんです。

では、盛り土や埋め戻しは安全なのか?その安全はどうやって分かるのでしょうか。

はじめに、盛土とは道路より低い土地などの時に地盤と道路との高低差を無くすために新しく人工的に土を盛る事です。
埋め戻しとは、地盤面より下がった所に地盤面の高低差を無くすことを目的として人工的に土を入れる事です。

盛土などをしない地盤とは、長期間(数千年以上)かけて自然に堆積した土は隙間がなく沈下しにくい地盤です。
これと比べて、盛土や埋め戻しをした地盤はその時期や厚さが異なると沈下する量に違いが生じてしまい、不同沈下を起こしやすくなります。

盛土や埋め戻しは適切な締固めをしていても雨水の浸透により土が収縮します。これらは、土の厚さが厚いほど落ち着くまでに時間がかかります。
ですから、分譲地の購入時には盛土の時期やどのような埋め戻しをしていたかが分かれば、地盤調査の結果と一緒に検討できるので、その記録が残っているところで購入することをおススメします。

最後に盛土や埋め戻しは施工が適切であれば安全です。その施工が適切かどうかは、施工を行った時期と内容によります。
地盤調査を行う事で安全かどうかが分かりますので、必ず地盤調査を実施しましょう。


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