地盤 液状化対策って何するの!?

地盤 液状化対策ってなにするの?

こんにちは 

去年、液状化に備えよう!!とセミナーをしました。
では、備える為には何をしたら良いのでしょうか。

まずは、液状化の可能性があるのか地盤調査です。
スクリューウエイト貫入よりも正確なPDCとの併用調査としてプレミアム調査をしていただくのがおススメ!

その結果、液状化の可能性がある場合は液状化対策をします。
今回は、液状化を促すものやその原理からの液状化対策についてまとめてみました。

液状化になる可能性を促すものとして「地震」があります。こちらは取り除けませんので、
次に挙げる「素因となるもの」を考えこれらを取り除くようにします。

1つめは 液状化そのものを防止・軽減するために出来る事をしましょう。
【土の性質を変える】ことができます。
 例えば
 ・土を固める(セメント等を混合)
 ・密度を高める(締固めをする)
 ・水を抜く(井戸でくみ出す)

【応力・変形条件を変える】
 例えば
 ・水圧を逃がす(排水材料・礫)
 ・土の変形を抑える(壁で囲う)

2つめは 液状化の発生は許容した上で構造物の被害を軽減する
 例えば
 ・深い基礎にして沈まないようにする
 ・変形しても壊れない構造にする

これらを組み合わせることで対応しています。

こうやって液状化になる原因やもとになるものを考えてから液状化対策を決めていきます。

地盤調査の結果だけ見て判断したり、地盤改良工事をまるっとお任せするのも良いのですが
ご自分の購入した大切な財産を守るためにも『なぜそうなるのか』『どうすればよいのか』

きちんと説明を聞くのもご自分のものを守る為に必要な事です。

FACEでは、報告書の説明が必要でしたら電話・リモート・面談とお客様に応じて担当がご案内しております。また、他施工の報告書の解説も可能です。

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参考資料 南海トラフ地震で想定される液状化被害 香川大学創造工学部准教授 荒木裕行様