地盤 解析・評価の流れ

 地盤 解析・評価の流れ


こんにちは
地盤調査をした後、どうやって解析・評価をするのかをザックリ紹介します

①地盤の長期許容応力度基礎の設計地耐力以上かどうか
長期許容応力度とは
長い期間にわたってかかる重さに対して、壊れない強さのMAXの力のことを言います
今回は地盤の強さが建物の重さを支えれるかどうかを判断します
支えれない場合は地盤へ対策をします

次に
盛土・埋め戻し土の収縮に対して安全かどうか
盛土や埋め戻し土の状況、経過年数と締まり具合から安全性を判断します
埋め戻しの経過年数が浅かったり、締まり具合が安全でなければ地盤の対策をします

最後に
③地盤の沈下や傾きに対して安全かどうか
SWS(スクリューウエイト貫入)の試験結果を参考にし
土の種類による沈下の特性を調べ、沈下量と傾きに対する安全性を判断します
近隣の状況や地形図や昔の航空写真も解析・評価をする材料の一つとなります。


これらを経て直接基礎になるのか、地盤改良判定になるのかを決定していきます。