液状化、発生しやすい条件

 液状化の発生しやすい条件



こんにちは

地盤の液状化現象を目の当たりにした、昨年の令和6年能登半島地震

ふとした時にニュースで見た液状化した道路や傾いた建物を思い出します。


今回は、液状化が生じる地盤の特徴ともいえる次の3つについて

・地盤の硬さ

・土の種類

・地下水位

もちろん、地震の揺れの大きさが一番の要因となります。

揺れが小さければ液状化はしなくても、揺れが大きければ液状化します


まず、地盤の硬さ締まり具合について

もちろん軟らかい、緩い地盤のほうが発生しやすくなります。

発生しにくい地盤は硬く、締まっている地盤です。


次に、土の種類ここでは粒度である土の粒について

発生しやすいとされるのは砂質土です。発生しにくい土は粘性土と呼ばれるもの。


最後に、地下水位

やはり水が浅いところにいると、地震で地表面へ上がってきやすくなるので地下水位が浅い場所では液状化は発生しやすくなります。

逆に地下水位が深いと発生はしにくいとされています。


こちらに記載したものはあくまでこの3つが特徴になるということ

条件が変われば、発生しにくいとされていても発生する場合があります。


地盤調査の際にPDC(ピエゾドライブコーン試験)を併用することで液状化の判定が可能になります。

ワンランク上の地盤調査はFACEにお任せください