盛り土・埋め戻し土・切土って?

 盛り土・埋め戻し土・切土



こんにちは

地盤調査において、〇〇土という言葉よく耳にします

その中でも、盛り土・埋め戻し土・切土の3つはどう違うのでしょうか。


まず、盛り土というのは、斜めの土地や低い土地に新しく土を盛り、平らな地盤面をつくることです。この盛り土でできた斜面のことを法面といいます。

埋め戻し土というのは基礎工事などで掘削した部分に工事が終わったら土を戻します。このときに戻した土のことを言います。この土は主に掘削した土を戻しますが、別のところから搬入した土を用いることもあります。

切土というのは斜めの土地を削って平らにしたり、低くしたりすることです。


次のような盛り土や埋め戻し土がある場合は経過年数や締まり具合を確認して地盤が安全かどうかの判断を行います。

・平らな面に盛り土をした場合(盛り土は思いのほか重いです。元の地盤に大きな荷重を与えることになるから)

・斜めの地盤に盛り土をして平らにした時(盛り土の厚さが均等ではなく、異なると収縮のしかたなどにも影響がでやすいから)

・切土と盛り土にまたがる場合(盛り土の締まり具合によって切土との高低差が出てくる場合があるため)

・盛り土をした時期が違う場合(同じ締まり具合であれば、新しいほど収縮しやすく、厚いほどその収縮する量は大きくなるから)


この「盛り土」「埋め戻し土」「切土」3つの土についてはこれから分譲地を購入しようとしている方なども耳にすることがあるかもしれません。


自分たちが過ごす家の地盤、足元をきっちり固めて安全安心に家づくりしたいですね。