液状化による被害事例を振り返ってみる

 液状化による被害事例を振り返ってみる

こんにちは

9年前の熊本地震の際、熊本市内では液状化の被害が報告されていました。

液状化の被害は一般的には埋め立て地や海岸、河口付近が多いかと思いますが実際はどうだったんでしょうか。

2回にわたり震度7の地震が発生し、震源断層に近い低地や阿蘇谷などの地下水位の高い地域で液状化が発生したようです。

防災科学技術研究所より

液状化が発生した地盤の多くは、埋め立て地ではなく内陸部の河川沿岸地域や砂利の採取跡地、阿蘇火山灰堆積地でした。阿蘇火山のカルデラ内でも液状化が発生したとのことでした。


大きな被害は上地図のように線状に分布したが、最近400年間河川であった記録はなく、この線状は旧河川ではないとのことです。

専門家の意見では、河川の氾濫時に阿蘇火山灰が堆積したものか、地下水位が高い地域ではないかとの推測がされていました。

このことから、旧河川など旧河川等の地形だけで液状化を判断できないことが言えるとのことです。


液状化はどこで発生するかは地震が発生しないと分からないのでしょうか?
いえ、より精密なPDCでの地盤調査なら、液状化発生の推測も可能です!

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