地盤調査技士、写真撮ります
こんにちは
地盤調査において、「スクリューウエイト貫入試験だけで地盤を判断している」という考えは間違えています。
地盤調査では様々な写真を撮ります。
まずは、敷地の全景です。これは、隣接地や道路との関係、周辺の地形の状況判断に利用します。
次に近隣の景観、例えば敷地の道を挟んだところに崖があったりすれば、重要なことです。
さらに、敷地の境界も撮影しておきます。境界にはどのような擁壁や塀が施工されているのか、異常がないかもチェックします。
調査の前に試験器具も撮影しておき、摩耗していないかを確認し、摩耗がみられるなら交換します。
試験中の様子も必ず残しておきます。試験機は1つではありません。試験機を複数持っている場合はどの試験機を利用したのかを明確にする必要があるからです。
最後に周辺に異常は無いかを観察して、電柱や水路の位置関係も必要なので撮影しています。
このように敷地内・敷地外を撮影します。
いろんなところを撮影している地盤調査技士を見かけましたらあたたかく見守っていただけると嬉しいです。