地盤、自然と向き合う
こんにちは
地盤のことを考えると、巡り廻って自然の力を知ることとなります。
私たちの生きてる年数は地球の歴史からすればほんの一部。地学を教えている方に聞くと特にこうおっしゃいます。
地盤調査はここに建物が建つという新しいその土地の歴史に触れること。しかし、その土地はまだ誰の土地でもなかった時代があったり、そもそも土地ではなく海だったり。
地盤調査はその土地の過去が分かります
過去から紐解いていくことで、建物に相応しい強度があるかどうかを調べ、不足するなら改良工事を施して補強します。
地盤はその時代の層があり、川の近くなら増水して川の砂が見られます。このようなところで自然と向き合うこととなります。
森林火災、豪雨、冠水、道路陥没、雷、猛暑、クマの被害、毎年自然と向き合わなければいけない災害が多くなっているように思います。
地盤の自然脅威といえば「地震」です。
今回は自然の災害データを調べようと思い気象庁のホームページにたどり着きました。
気象庁のホームページには、気象・地球環境・気候 海洋 地震・火山・海洋と幅広いデータが閲覧できます。
災害をもたらした過去のデータが閲覧できるので今後の災害時にも参考にできます。
地盤調査技士は、地盤に向き合うことは自然と向き合うこと。きちんと過去を知り、建物がより長く安全安心な住まいになるように日々の調査に丁寧に真摯に向き合っています。
