液状化対策情報
こんにちは
液状化対策の地盤改良工といえば、やはりD-BOXです!
しかし、日々技術は進歩しているので、最新の技術についてAIに伺ってみました。今月発表されたものなどはありませんでしたが、せっかくなのでご紹介します。
GoogleのAIモードの結果、格子状改良工法・マイクロバブル注入工法・丸太打設工法・三次元削孔工法・簡易液状化対策工法(グラベルサポート)の、5つの提案がありました。
簡単な解説をすると
・格子状改良工法は地盤を格子状に固化させてコストを抑えるとのこと、真上から見たら改良する区域を格子状に囲い液状化を防ぐというもの、材料にはセメント系固化剤を使用。その工法は建設会社によって様々です。格子状・板状・ブロック状なども存在しているようです。
・マイクロバブル注入工法とは地盤に微細な気泡(マイクロバブル)を含んだ水を注入するそうです。水だけど大丈夫なのでしょうか。通常の水からこのマイクロバブルに置き換えると地震の際に水圧の上昇を抑え被害を防ぎます。
・丸太打設工法は、液状化しやすい緩い砂地盤に丸太を打ち込んで地盤を密にさせます。地中では酸素が薄く生物劣化が起きず半永久的に炭素を貯蔵しつづけます。別件で木材の化石を拝見した事がるのですが、地中の木造は腐らないことに驚きました。
・三次元削孔技術とは、高度な削孔技術を用いて離れた場所から騒音や振動を抑えながら固化・改良する工法だそうです。なんと、障害物を避けて目標地点まで曲がりながら掘削できるそうです。既存の建物がある場合などに重宝できそうです。
・簡易液状化対策工法(グラベルサポート)は液状化の後の変形を予測・評価し、表層に近い部分のみを対策することで小規模な構造物にも適用できる工法です。透水性の高い礫やグラベルを用いた礫の層などを設けて対策することで費用を抑えつつ液状化による傾斜を軽減できます。
